今回の階段アートのテーマは、小樽市内南西部にある奥沢水源地の「階段式溢流路(通称:水すだれ)」です。
奥沢水源地は、かつて小樽の人々の暮らしを支えてきた重要な水道施設でした。
現在はその役割を終えていますが、施設自体は今も残されており、日本遺産「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」を構成する遺産の一つとして、地域の歴史や先人たちの知恵を現代に伝えています。
このデザインをロビー空間に取り入れることで、グランドパーク小樽を訪れる皆さまに、地域の魅力や物語をより身近に感じていただけるものと考えています。
また、階段式溢流路を水が段々と流れ落ちる様子は、見た目にも涼やかで、やさしく穏やかな印象を与えます。
これを階段アートとして表現することで、清涼感やリラックス感のある空間づくりにつながっています。
さらに、この階段の奥には人工滝が流れており、アートで表現された水の流れと実際の水の動きが重なり合うことで、空間全体に一体感が生まれています。
加えて、水の流れる音も自然な演出となり、訪れた方にとって心地よく、印象に残るひとときをお楽しみいただけます。
アートの中には、小樽市の市の鳥に指定されている「アオバト」も描かれており、青空を飛ぶ姿が小樽らしい季節感を演出しています。
この階段アートは、地域の歴史にふれながら、季節の心地よさを感じていただける空間として、小樽の魅力をより深く知っていただくきっかけとなることを目指しています。
◆設置期間:階段式溢流路の階段アートは、晩秋まで設置予定です
『日本遺産 北海道の「心臓」と呼ばれたまち・小樽』の詳細についてはこちら。
奥沢水源地・階段式溢流路を含む天神・奥沢エリアについてはこちら。
